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新世界より 上下(貴志祐介)読了 [感想・小説]


新世界より 上

新世界より 上



本屋大賞候補作。

分厚さ+上下巻のボリュームに見合った綿密な世界の構築がすごい。
面白い。
でもイキモノ(昆虫・ほ乳類他)の描写と流血に拒否反応を起こしかけた。
でもそれも含めて面白かった。

思春期、「呪力」と呼ばれる超能力を取得し、やがて大人になってゆく彼女たちが住むのは、私たちの時代から1000年後の世界。
文明はやや衰退、しかし生態系は劇的な変化を遂げた「箱庭」の世界。
何気ない差異に戸惑いを感じながら読み進めるうちに、些末なことなど気にかけていられないほどの落とし穴にはまる。

早季の恋心に切なくなり、圧倒的な暴力を前に恐れ、哀愁を帯びたラストの余韻にどっぷり浸りました。
徹底した人間の残酷性に薄ら寒いを通り越して辟易したりもしましたが、その辺も読ませる要素かな。
とくに下巻は一気に読みました。
面白かったなー。
返す返すもイキモノどもの気持ち悪ささえなければなー。

新世界より 下

新世界より 下

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/01/24
  • メディア: 単行本



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貴方に捧げる「ありがとう」(野梨原花南)読了 [感想・小説]


貴方に捧げるありがとう

貴方に捧げるありがとう



「魔王」シリーズ完結。
というよりも、「ちょー」シリーズの真の完結、といった趣もあったりなかったり。
オチは新規読者置いてけぼりっぽいなあ。
ちょーからずっと読んでいる身としてはオチの後が気になってしようがありません。

「魔王」からの新キャラが勢揃いで総決算な内容が嬉しかった。
みんなあれからも頑張ってるんだなあ。
そして幸せそうで嬉しいなあ。
スマートやっぱりかっこいいなあ。
苦労人サファイアがかわいいなあ。

野梨原先生お疲れ様でした。



オチに関するあれとかこれとか。



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どこに [書店あれこれ]


西又葵です。

西又葵です。



一般書店で、この本はどこに置いたらいいのかと小一時間悩む(大仰

中身は普通のエッセイなんだよなー。
アニメコーナーに置いてしまえばいいのだけど、最近は羽後米とかで知名度あがってるしなー。
その上、猫の本も同時に出していることから半分にわけて片方は文芸、片方はアニメに出しました。


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ピンポイント攻撃 [書店あれこれ]

どうしてうちの店はこんなにヤダモンが売れるのかしら。

ヤダモン (CR COMICS)

ヤダモン (CR COMICS)



出版社からきたFAXを見て発行を認識。
そして自分が欲しいのと、あと店にも1冊ぐらい置いておくか、ぐらいの気持ちで発注。
以来、いいペースで売れ続けてます。
なんだろな、同世代が多いんだろうか。

ちなみにヤダモンの漫画版は、現役でアニメージュを購読していた時期だったので本誌で読んでました。
漫画版ナウシカの最終回も本誌で読んだ記憶があるのだけど、2作同じ時期に掲載されてたんだろうか。
そんなに長い間買ってなかったと思うからなあ。
その後アニメディアにうつって腐への道を進むわけです。
王道コースってやつです。

閑話休題。

どうやら同世代が多いようなので、思い切ってこれを発注いたしました。

エスパークス

……うん、まあ、私が欲しいのだけどね。
もうひとりかふたりぐらい欲しいひといるんじゃないかなー、なんてね。
シリーズ2作目だったと思うのですが、非常に強いトラウマを残してくださった作品です。
今はもう克服しましたが、のど元過ぎればなんとやら。
風化してしまった記憶は仕方ないとして、果たして実際はどんなだったか再度見たくなったのです。
さてさて、釣られてくれるひとは現れるでしょうか。
同世代の男性はたぶん多いはずだ。

書店流通は3月上旬。


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こんなときにかぎって [書店あれこれ]

本屋大賞用読書真っ最中だというのに、新刊がひしめいているのはなんの因果か。

少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)

少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)



2作目ですよ。
この間告白を読み終えたばかりだというのに!
これで続けざまに「少女」を読めたらかなり贅沢なわけですが、そうもいかないわけでした。

「ひとの死ぬところが見たい」

※意図的に略してます。
この一文だけ抜き出したら「夏の庭」と同じなんだけどなー。
そんなことにはならないのだろうなあ。


廃墟建築士

廃墟建築士

  • 作者: 三崎亜記
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/01/26
  • メディア: 単行本


前回、鼓笛隊を買わないままきてしまいましたが、今回は読みたいなあ。
偽装廃墟とかわけわからないし(笑


早いところ本屋大賞を終わらせたいところだが、どう頑張っても1ヶ月以上先の話しだなあ。
今日活字倶楽部を買ってきたら、候補作が何作か紹介されていて参考になりました。
内容全然わかってなかったものなあ。
テンペストはたぶんすごく個人的にハマるだろうなあ。
公正な判断ができる自信がないぐらいハマる設定だった。

それにしても活字倶楽部ってのはやっぱちょっと偏ってるんだよなあ。
やや女性方向、やや若年方向。
ここで知った辻村深月や坂木司、米澤穂信が本屋大賞にノミネートするようになるには、あとどれぐらいの時間が必要だろうか。
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告白(湊かなえ)読了 [感想・小説]


告白

告白



本屋大賞候補。

上手い。
抜群に上手い。
胸くそ悪い内容をおそろしく読みやすく、そして最後まで読者を離さない奇妙な魅力でもって書いている。
全6章、それぞれ視点を変えているものの語られるのはひとつの事件なので、重複するところはありますが、そこをだれることなく最後まで一気に読ませるものがあった。
普通のひとが読んだら読後感最悪だと思いますが、この気持ち悪さは結構好きです。

しかしこれで新人とは本当に恐ろしいな。
今後どういう物語を書くのか、非常に興味があります。




ネタバレには抵触しないと思うのですが台無しになることをひとつだけ。



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あわいの森(前田とも)読了 [感想・コミックス]


あわいの森 (シルフコミックス―つくろい屋シリーズ (S-10-1))

あわいの森 (シルフコミックス―つくろい屋シリーズ (S-10-1))



「つくろい屋」というシリーズの1巻目。

ほわっとかわいらしい絵柄で、しんみりした感じのお話でありながら微笑ましくもあり、とてもよいものでした。
なんといってもククルのかわいさが!
この笑顔に癒される。
そんなククルに素直になれなくて照れるレムもかわいらしい。

「虹の花」と「ないまぜの街」が好きでした。
前者はそのギミックだけで胸がいっぱいになって手放しで大喜びしてしまうので大変恐縮なのですが、(類似例デモ○ベイ○お嬢さんルート)とにかくもう大好きでした。
後者のレムとコライユのやりとりがとにかくかわいらしかった。
内容自体はせつないものがあるというのに、オチも含めてほのぼのした。

続きも楽しみです。
その前に遡って他の作品も読んでみようかな。
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しまっ……! [書店あれこれ]

本屋大賞の発掘部門にと投票するの忘れた……。 orz

   *

どこもかしこもだいたいそうだと思いますが、メイちゃんの執事は壊滅です。
みんなそんなに水嶋ヒロが好きか。
正直メイちゃんはもっとちっちゃい女の子にしてほしかったのですが、実際どうなんでしょう、ドラマ
すみません見てません。

一方、神の雫はあんまり動きがよろしくない。
どうしたことか。
これも見てないからなんとも言えないけど。
あとトライアングル(新津きよみ)は割とよく動く。

え、天地人?
私の住まいは雪国です、といえばわかるでしょうか。

   *

本屋大賞未読9作を読みながらどうやってディシディアをプレイするか、それが問題だ。
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本屋大賞2009ノミネート作 [書店あれこれ]


悼む人

悼む人




告白

告白

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: 単行本



ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/29
  • メディア: 単行本



新世界より 上

新世界より 上

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/01/24
  • メディア: 単行本



テンペスト  上 若夏の巻

テンペスト 上 若夏の巻

  • 作者: 池上 永一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/28
  • メディア: 単行本



のぼうの城

のぼうの城

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: 単行本



ボックス!

ボックス!

  • 作者: 百田尚樹
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2008/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



モダンタイムス (Morning NOVELS)

モダンタイムス (Morning NOVELS)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/10/15
  • メディア: 単行本



流星の絆

流星の絆

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/03/05
  • メディア: 単行本



出星前夜

出星前夜

  • 作者: 飯嶋 和一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本


メモをとった順なので順不同。
投票したのはひとつもかすらなかったなー……。
まあ、予想の範疇内です。
読んでいるのは流星の絆だけだな。
上下巻が2作も入っているのがツライ。

なんとなく、理解はできるラインナップ。
しかし女性作家の作品が告白のみというのはかなり以外だな。
それゆえか堅い印象がする。
告白も堅いイメージなんだけどさ(笑

大賞予想。
悼む人は直前に直木賞を受賞したし、モダンタイムスは前回の本屋大賞受賞伊坂作なのでこの辺は除外されそう。
あと出星前夜はキノベス大賞。
流星の絆は確かなおもしろさがあるけども、TVドラマ化したので2次投票でどれだけ票が入るだろうか。
例年にならうと本屋大賞はスポーツものが強い印象ですが果たして。
そうでもなかった。
初参加の2007(一位・一瞬の風になれ)の印象が強かったせいか。

よーし、頑張って読むぞー。
締め切りは2月末日。

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太陽の坐る場所(辻村深月)読了 [感想・小説]


太陽の坐る場所

太陽の坐る場所



辻村深月最新作。

してやられた。
違和感はあった。
その違和感をずっと抱えて読んできて、それがあるときすっと消える
目の前が開ける。
この物語の作り方が、辻村深月は抜群に上手い。

ずっと辻村作品を読んできていたから、その仕掛けには気づけたはずなのにすっかりしてやられた。
お見事としか言いようがない。

高校を卒業して10年。
大人になってしまった「彼ら」と、学生だった頃の「彼ら」が折り重なるように綴られる物語は、どこか哀愁をまとっている。
あの頃から、なんと遠くへきてしまったのだろう。
そんなセンチメンタルさが、辻村深月は本当に上手い。

辻村作品の中では珍しく単独で楽しめる作品です。
これまでの作品ももちろん単独で読めるのだけども、クロスオーバーがかなり多いのでやっぱり全部刊行順に読むのをおすすめしてしまう。
もっとも、この「太陽の坐る場所」もそっと講談社作品と隣り合っているのだけども。
だから辻村深月をこれから読むひとにもおすすめしたい。
「冷たい校舎~」が頭ひとつ突き抜けているとはいえ、結構ボリュームがあるから、1冊ですっきりと読めるこれは、初心者さんにはもってこいだと思います。
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