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キサラギ [感想:映画]




思いの外面白かった。
いや、この面子で面白くないはずがないのだけども。

舞台はある部屋の一室。
そこで行われる「如月ミキ一周忌追悼会」。
インターネットを通じて集まったのは5人。
自殺したアイドル如月ミキ。
しかし彼女は自殺ではない、という一言から場は一転する。

部屋の中から一歩も出ずに展開される「密室推理劇」。
適度な緊張感とテンポよく繰り出される事実、見事な伏線。
伏線はややあからさまなぐらいだったけども、その上をいく真相。
これがいい。
すごくいい。
クライマックスの演出こそやや浮いてたものの(もっと普通でよかったと思った)、あのオチまで含めて大変いい。
ただただもう面白かった。
エンディングクレジットも面白かった(笑
それにしてもエンディングでベールを脱いだ如月ミキにはぽかーんとなった。
いい意味で。


もともとこれに興味をもったのは「密室推理劇」の部分だったのだけども、もちろんそれも面白かったけど期待以上。
この「密室推理劇」、遡ること前年、「9/10 ジュウブンノキュウ」という映画を見たかったのだけども、見逃してしまいまして。
内容は全然違うのだけども、そこが引っかかって「キサラギ」を手に取ったのでした。
「9/10」はDVDにならないのかしら。
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ゲド戦記 [感想:映画]




今更見ました。

見終わったそのままの感想を言うと、わりと普通に面白かった。
ネットで悪評をかなり見ていたのでそんなにひどいのかと警戒していたので、その分の補正が入っているとも思いますが。

しかしこれをル=グウィン原作の「ゲド戦記」であると認知できるかと問われればそれは否。
なんというか、筆舌尽くしがたいまでに中途半端な感じが。
ストーリーにしても、冒頭に出てきたあれこれを(目に見える形で)解決しないままアレンだけすっきりしてしまって非常に半端。
ただ、アレンに関しては、まあ一応の解決をつけたのでよかったかな、と。
それでも原因的なもの不鮮明なのが不満。
もっとこういうシーン入れていたらわかりやすいんじゃないか、とかそういうことばっかり考えてました。
原作の知識がないと、もっと余計なことを考えずに見られたのだろうけど、その分わからないことだらけになったんじゃなかろうか。
もういっそゲド戦記でなければ面白かったのかもしれない。
ウサギがもっと魅力的な悪役であればなあ。
見事な小悪党っぷりに少々不愉快になったぐらいだし。
あとテナーのところに薬をもらいにきたおばちゃんたちとかも。
わかりやすいといやそうなのだけども、なんだろう、このひとたち必要あったのかなあ。
こうやって思い返してみて、負の描き方はとても上手かったのかもしれない、と思いました。
その反面、魅力的なキャラというものに思い当たらないという事実にも同時に気づいたわけですが……。
いや、そこそこには楽しんだはずなのだけどな。
褒め言葉ではないのを承知で言うと、ぼんやりと見るには十分楽しめました。

それから音楽は最高。
あとテルーの唄が主題歌じゃなくて挿入歌だった事実に驚いた。
あれだけ各所で取り上げられていたのですっかり主題歌だと思ってた……。
テルーの唄は本当に素晴らしい曲だった。
台詞は棒読みだったが、まあ頑張った方か。
岡田は上手かった。
でもアレンは難しかったんじゃなかろうか。
同じく難しそうなクモは、その不気味で独特な雰囲気が出ててよかった。


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空の境界「俯瞰風景」 [感想:映画]




首都で単館上映という、地方人にとっては喧嘩を売られているとしか思えないような、そんな上映が決行された、現在進行で伝説構築中の映画、空の境界の第一章。
どんなにこれを見に首都へ行こうとしたことか……。
DVDで見た今となっては……やっぱり見に行けばよかった。
これは劇場で見ると格別だろうなあ。
いつもならパソコンでDVDを再生するところを、今回はわざわざ大きなTVで見ました。
素晴らしかった。
小さな画面でとかなんかもう冒涜って感じがする。

原作ファンも納得のシナリオだと思います。
逆に原作を読んでないとややわかりにくいかも?
作画は文句をつけるところを探す方が難しいクオリティの高さ。
背景美術マニアとしては背景美術画集の発行を切望する。
音楽も大変美しい。
梶浦さんだものな。
声もいい感じじゃないかなー。
ラストの式がかわいかった。
なんかもうにゃんこですねー。
黒桐は鋼の理性の持ち主ですねー。

DVDの初回限定版にはいろいろ付いてくるのですが、復刻パンフレット(縮小版)が、劇場に行けなかった身としては大変ありがたかった。
あとサントラがついてきます。
こっちはまだ聞いていない。
これを7本全部集めようとするとかなりな金額になりますが、首都へ行けない地方在住の空の境界ファンにとっては、決して損にはならない買い物だと思います。
とりあえず私は1巻の内容次第、と保留していた2巻の予約を今し方密林で速攻した。
通常版もあるけど、私は頑張って限定版を集めたい所存。


劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【通常版】

劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【通常版】

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD



雲のむこう、約束の場所 [感想:映画]

ストーリーラインそのものは割とありきたりでしたが、映像の美しさはガチ。
でもそのありきたりがとても好きなんだ。
そしてあの美術の美しさは図抜けているね。
美術集は発行されていたっけ?
あとサントラは欲しい。
惜しむらくは私にSFを愉しむ脳みそが足りないってことか。
あの辺もうちょっとわかったら面白いんだろうなあ。

声もキャラに合っていたと思うし、その辺も満足。
絵的なことをいえば、マキさんの口紅はないな、と思った。
それと無粋なのは承知で、もうちょっと世界観を知りたかった。
でもあれぐらいでいいのかな。
あの物語ならば。
逆にいえばもっと別方面に広がっていけそうな、魅力的な世界観だったと思うのだけど。
そんなぐらいで、あとは満足。
うん、やっぱり好きだな、新海監督作品。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序 [感想:映画]

何を書いてもネタバレになりそうなので早々に隠してヱヴァ感想。

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FRIED DRAGON FISH [感想:映画]

FRIED DRAGON FISH

FRIED DRAGON FISH

発売年を見てちょっとびっくりした。
これ99年なのか……(※公式ページでは93年作品)。

岩井俊二監督の初期作品。
完璧なまでに作り上げられた空間で繰り広げられるハードボイルド的な物語。
場末の探偵と、そこに派遣されたオペレータの女性。
彼らが探すのは時価1000万の熱帯魚。
その途上で出会った不思議な少年は、プロのテロリストだった。

テロリストの少年、夏郎役である浅野忠信が美しい。
この頃は20歳前後だろうか。
硬質でいながら瑞々しい存在感が素晴らしい。
いや、今は今で味があると思いますが、この作品の浅野忠信は本当に美しいんだ。
プー(芳本美代子)との絡みが楽しくて、そして最後はちょっと哀しい。

いっそあからさまとも思えるほど「作り物」的な舞台装置が非常に好み。
特に夏郎の部屋がすごく好き。
私の好みを凝縮した映画でした。


エコール [感想:映画]

エコール

エコール

難解。

なんというか、少女の動画を延々見ている感じ。
一歩間違えばポルノだな。
しかしそうも言い切れない美しさがある。

深い森の中、高い塀に囲まれた学校(エコールとは学校のこと)に6歳から12歳の少女たちが集められている。
どこからか棺桶に入れられて連れてこられる少女。
塀の外には出られない。
時間ごとに決められたカリキュラムを繰り返していく少女たち。
バレエを踊り、生き物の生態を学び、森で遊ぶ。
非現実的で幻想的。
女の子たちが惜しげもなく手足をさらして泳いだり飛び跳ねたりしている姿が大変可愛らしい。
役者の子はあまり好みではなかったのですが、とにかく仕草。
少女的なそれがすごく可愛い。
これだけでも一見の価値有り。

その一方で彼女たちがもつ妬心は少女といってもやはり女、というべきか。
アリスの台詞なんてぞっとした。
こんな環境だってのにどこで覚えたんだ……。

森や館などの美術がとても美しい。
それからアニエスベーの衣裳が可愛い。
ジャケット姿と寝間着がお気に入り。
考えると難しいけれども、とにかく目に優しい映画でした。

ところで足の悪い人があんな高いヒールの靴を履くのはどうかと思ったよ(笑
もうちょっと尺が短くてもよかったかな。
私の好みではあったけども。

   *

<この下ネタバレ>

月経が始まり、自慰を覚え(※その描写自体はない)、外へ出て男と出会うという少女時代の終焉でエンドマークが打たれているのには、どう解釈していいのか。
これまでファンタジックだっただけに、最後のそのリアリズムにはやや残念に思いましたが、これも有りだな、とは思いました。

DVDは買う予定はないのだけどライナーノーツはちょっと見たい。
それよりも陽月さんの写真集がほしい。

Ecole(エコール)―Les poup´ees d’Hizuki dans l’Ecole

Ecole(エコール)―Les poup´ees d’Hizuki dans l’Ecole

  • 作者: 吉田 良, アニエスベー, 陽月
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本


コープスブライド [感想:映画]

ティム・バートンのコープスブライド 特別版

ティム・バートンのコープスブライド 特別版

面白かった!
ああ、ナイトメアのティム・バートン作品だなあ、と楽しみながら見ていました。
エミリーにもビクトリアにも幸せになってほしいと思っていたのでエンディングにも大満足。
とりあえず面白いので見てください、とお勧めする。

と、ドラマ部分も非常に面白かったのだけれども。
映像特典の、制作の裏側が大変興味深かった。
パペットの作成や撮影風景などなど。
予備知識なしで見ていたので、これを見るまでCGだと思ってました。
失敬!
それを知った上で見るとまた違った楽しみ方もできる……というのはクリエイタの底辺当たりに身を置いているからだろうか。


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SWING GIRLS [感想:映画]

ジャズお好きですか。
詳しくないけど好きです。
なんと言っても醍醐味はビッグバンドだと思います。
夏に聴きに行ったジャズフェスは楽しかったです。
それにつけてもビッグバンドだと思います(もういい

映画そのものは、「ウォーターボーイズ作った人の作品だなあ」という感じに終始しました。
等身大の田舎の女子高生たちそのもの……って、結構怖い。
頑張ってる姿は可愛いんだが、その、最初のあたりは本当にリアルでちょっと怖い。
関口は可愛かった。
でもああいう子もリアルに同級生にいたなあ。
関口のメガネを演奏中外すか否かという論議があったとどこかで読んだのだけど、そこは確かに外さなくて正解かな。
でもメガネなくても本仮屋ユイカ自身とても可愛いのでそれはそれで問題なし。
この子朝の連ドラに主演してたのか……。

ラストの演奏はそれは見事だったけれど、ジャズの魅力云々よりも青春ものとしての魅力の方が大きいかな。
青春ものとしても少々端折っているけど。
それでもやっぱり、魅力ある作品でした。


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ナルニア国物語第一章ライオンと魔女 [感想:映画]

疑ってゴメンよディズニー
素晴らしかった!

映画化が決まったときはそりゃもう不安いっぱいでしたが、とんでもない。
やってくださいましたね。
そこには、幼い日の私が思い描いたナルニアがありました。

かつてナルニアを読んだのが小学生の5年ぐらいだったか。
それ以来手に取ることもなかったので物語自体は印象的な部分を除いてほとんど忘れてしまっていました。
ストーリーラインだけは覚えているのですけど。
それが逆によかったんでしょうね。
がっちがちにナルニアのイメージが固まっているわけではなく、ぼんやりとだけどある世界観。
この映画はそれに巧いこと合致していました。
お見事。

その後原作をちらちと読み返してみたら、原作は驚くほど情報量が少なくて、ここからあれだけの世界を作り上げたスタッフの力量には感嘆します。
パンフレットにもその辺苦労したと書かれていたし。

第二次世界大戦中で疎開してきた、というのが冒頭わかりやすく描かれてしましたが、あれはびっくりした。
でも端的にわかりやすかったと思います。
ルーシーが衣装ダンスにたどりつくまでのくだりも原作とは違いますがこれはこれで秀逸。
なんだかんだで仲いいんだなあ、と。
雪のナルニアと街灯はもっとも印象的なシーンだけにまったくお見事でした。

予告編を見た際にナルニアには青葉萌ゆる丘のようなイメージはない、と思ったのですが、さもありなん、私にとってはあの雪の街灯が強烈に印象に残っていたという話。

ペベンシーの四兄弟は最初あか抜けないなあ、と思っていたのですが、むしろそれがよくて、そしてだんだんと格好良く、可愛くなっていくのが目に見えてわかって楽しかった。
ルーシーは本当に可愛かった。
ルーシーとタムナスさんのシーンはとても微笑ましかった。
タムナスさんは非常に魅力的でした。
白い魔女は最初の雪の女王スタイルよりもラストあたりの方が実は好きです。
でも魔女のあの強さは反則だと思うんだ……。
そしてアスラン。
文句なしに格好良かった。
抱きついてたてがみに顔をうずめたい。

個人的に好きだったのがオレイアス。
アスラン軍の近衛隊長さん。
格好良かった。

ちょっとわかりにくい部分もあったかと思いますが、原作を知らない人でも楽しめると思います。
できたらもうちょっと尺をとって子どもたちの成長を描いてほしかった。
そこまでいったら贅沢かな。
あと最後のカーク教授は美味しかった。
エンディングロールが始まった直後に席を立って人は損してますね。
……と、いうことはさいごの戦いまで映画化してくれるんだろうか。
あれが生きてくるのはそこまでしないとなんだが。

レイトで見てきたのですが、堂々1,800円払ってもう一回見に行ってもいい。
ノーカット完全版とかDVDで出たら思わず買ってしまうでしょう。
うん、素晴らしかった。

ひとつ残念だったこと。
エドマンドが魔女に出してもらったのが白いプリンじゃなかったこと。
ターキッシュ・デライトって言われてもわからないから原作を翻訳するときにプリンに変えたんですかね。
絵本からうまれたおいしいレシピ2にも白いプリンのレシピが載っていたしちょっと楽しみにしてたのに……。

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: DVD


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